仏式起工式・上棟式
仏式の起工式や上棟式はあまり知られていませんが、あるんです。 するのはいたって簡単。 準備するものはお仏飯とお花だけ(あとはお寺が準備します)だけ。 あとはお寺と業者にその旨を伝えたらOK。 では、仏式は神式とどう違うのでしょう? 式の中で、住職が申す「表白(ひょうびゃく)」(下段枠内参照)には、 「諸難おこらざれと願う」のは、誰でもが抱く「凡情」だとあります。 しかし、真宗の起工式(上棟式)はそれを神仏にお願いする式ではありません。 仏智を聞いて生きる者は、そのような凡情を抱きながらも、 どこか心の深いところでは「諸難起こらざる人生はなし」と思いとって 如来さまと力強く日暮しをするのです。 お札やお守り、破魔矢などを手放せず、色んなものに縛られて生活せずとも、 お念仏さえあれば大丈夫なのです。 そのことは、安芸門徒といわれたご先祖が証明済みのことです。 だから仏式には「おまじない」や「お願い」はありません。 仏式の起工式は、み仏とともにこれからの山あり谷ありの人生を 強く明るく生き抜く心を大切に確認する式です。 皆さんも是非どうぞ。 |
川原家起工式 2002年7月7日 『西教寺報』90号の記事へ |
アイオイ保険センター上棟式 (本片山さん) 2005年4月9日 『西教寺報』99号の記事へ |
水野邸起工式 2005年10月11日 『西教寺報』101の記事へ |
本片山邸起工式 2013年3月5日 『西教寺報』116号の記事へ |
濱井邸起工式 2013年7月15日 |
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